在宅クリニックにおける輸血療法について
来年春に、栃木と浜松でそれぞれの輸血関係の学会で発表をさせていただくことになっています。
まだ資料や内容は準備段階ですが。
これまでに三年ほど在宅での輸血の介助をさせて頂いてきた以上、
今の私の役割の一つには事故の起こらないシステム作りが急務と思っています。
スタッフ同士腕を貸し、練習しあいながら、
優しさや親しみやすさや丁寧さや介護分野においては相談しやすいステーションを、
そして血管確保には定評のあるステーションでいたいと思っています。
輸血するには点滴の針が血管内に安定して入るのは絶対条件ですからね。
そして事故を起こさないためには、ヒューマンエラーの極力の排除が必要です。
12/27に生まれたパスツールという狂犬病や葡萄酒の防腐法を考案した細菌学者はこう言ったそうです。
『偶然は準備の出来ていない人を助けない』
わたしたちは常にどんなことが起きても冷静に対処できるように、
準備が必要なんだと思います。
来年もクレア平井一同、常に準備する姿勢を持っていたいと思います。
大熊 佳世子